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ピンクの海

年齢退行

年齢退行とは、今の自分に無意識のうちに影響を与えている、主に幼少期の記憶を潜在意識の中から浮かび上がらせて、その時の感情・感覚を確認し、今の自分の視点から見直すことで自分を肯定し、自分を解放するセラピーです。

よく”三つ子の魂100まで”と言いますが、幼い頃の親子関係は後々の人格形成に大きな影響を及ぼしています。

子供を暴力や暴言で虐待したり、あるいは過干渉で自分の思い通りにしようとする親の事を”毒親”といいますが、そんな親に育てられた子供は心に大きな傷を負っています。

​最近はメディアでも頻繁に取り上げられており、大きな問題になっています。

​ネガティブ観念の形成過程(例)

毒親のように酷い親でなくても、ごく普通の親でも1年365日優しくニコニコと子供に接することなど不可能です。体調が悪いときイヤなことが重なったりすると、鬼の形相で子供を叱りつけたりきつくあたったりすることもあるでしょう。

カッとして思わず心にもないことを言ってしまうこともあるかもしれません。

「あんたなんか生まなきゃよかったわ!」

とお母さんに言われた人は案外多いのではないでしょうか。あるいは、

 

「あなたは本当は橋の下で拾ってきた子なのよ。」とか・・。

勿論お母さんはたまたま色んなことが重なったせいで、つい感情的になって言ってしまっただけです。決して本心で言った訳ではありません。ですが、子供の心は大きく傷つきます。

 

そのようなことを言われた自分は駄目な人間であると思い込んでしまい、中には自己評価が低くなってしまう人もいます。場合によっては強い罪悪感を抱えこんだりもします。

ここまで酷い言葉でなくても自分の尊厳が傷つくような言葉を親に投げかけられた人はかなり多いのではないでしょうか。(親はたぶん全く覚えていません。)

あるいは、お父さんが仕事で忙しく、朝早く出かけて夜遅く帰ってくるような生活をしていた場合、子供は”自分は無視されている”、”愛されていない”と感じてしまい、心の奥底にネガティブな観念が刷り込まれてしまいます。

おんなの子の場合、大人になってから男性不信になったり、彼氏を試すような言動をしてしまいがちになります。おとこの子の場合、男性の上司とうまくいかなかったりします。

勿論お父さんは子供を愛しています。だからこそ一所懸命我が子のために夜遅くまで働いているのですが、残念ながら子供はそんなお父さんの事情など理解することは出来ません。

本来は親の側に責任のある事でも、子供はその体験不足、知恵不足により自分が悪かったからと自分を責めてしまうのです。

 

『私は私でいいのだ』

心の奥底に存在し無意識のうちに今の自分に悪影響を与えている、親に対する様々な複雑な想いをヒプノセラピーで解放してあげてください。

親もまた人間であり、自分と同じく不完全で過ちを犯す存在です。決して神様ではありません。親の言葉をそのまま受け止める必要はありません。

そのことをインナーチャイルド(傷ついた心の中の子供の自分)に分かりやすくしっかりと教えてあげましょう。そして癒してあげましょう。

インナーチャイルドは逞しいワンダーチャイルドに変わっていきます。

是非ともヒプノを通して、『私は私でいいのだ』と自分自身を認めてあげてください。

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